【心理学科 公認心理師】通信制大学生の手記(3年次夏編)

勉強の進展

★通信科目(レポ+試験で単位がくるもの)
発達心理学Ⅱ(青年~老年) 残り試験のみ
社会・集団・家族心理学Ⅰ
学習・言語心理学
心理学研究法
心理学統計法
心理的アセスメントⅠ
知覚・認知心理学Ⅰ 残り試験のみ
神経・生理心理学Ⅰ
健康・医療心理学Ⅰ
社会・集団・家族心理学Ⅲ 残り試験のみ
障害・障害児心理学 残り試験のみ
産業・組織心理学Ⅰ
感情・人格心理学Ⅰ
精神疾患とその治療Ⅰ
教育・学校心理学Ⅰ
司法・犯罪心理学Ⅰ
心理学的支援法Ⅰ
公認心理師の職責
福祉心理学 残り試験のみ
関係行政論

★通信科目+授業(レポ+授業+試験で単位がくるもの)
心理学概論
発達心理学Ⅰ(幼児・学童)
臨床心理学概論
人体の構造と機能および疾病

★授業または実習(※現状履修できるものなし)
心理演習
心理実習
心理的アセスメントⅡ
心理的アセスメントⅢ
心理学統計法演習
心理学実験Ⅰ
心理学実験Ⅱ

現状の進展はこのような感じ。「通信制」というシステム上、“レポート提出→試験受験”まで間に一定期間の空きが生じてしまうため、「残り試験のみ」となっている科目が複数ある。
少々丁寧にやり過ぎてしまっている感はあるが、まあこのペースだと、11月上旬~中旬頃に概ね単位は取り終えられると思う。成績に関しては秋か冬頃に一旦開示できればと思っている。
(※無論、通学が必要で実施時期の決まっている科目については時期を待って取得することになる。)

正直、もっとペースを上げて9月とか、10月くらいには終わらせたかった。
途中までは相当良いペースで来ていたのだけれど、7月の終わりに、個人的にとてもショッキングな出来事があって。そこからおおよそ20日くらい集中力を欠く日々が続いてしまい、理想通りの展開に持ち込むことができなかった。精神状態が地に落ちたのと同時に、身体の調子まで崩してしまったのが良くなかった。

君知るや

モチベーションについて

入学当初のモチベーションは今でも維持されていて、いわゆる

「単位を取得して→大学を卒業する」

点に関しては殆ど心配していない。
これについては、

・その昔、「仮面浪人」を一年間ひとりで完遂させた(まあ失敗したが)経験や、
・「化学科」という自身の適正に全く合っていない学科さえ卒業できたという実績が、

⇒「それなら通信制だってやりきれるだろう」という自信に繋がっている感はある。

ただ私の場合、問題は「大学院入試」の方にあると思う。私は「単位の取得や大学の卒業」に関しては特に心配していることはないのだけれど、「大学院入試」については、懸念すべきことが沢山あって、考える度にやはりブルーになってしまう。

大学院入試について

大学院入試は、「専門科目(心理学)+英語+面接(&研究計画書)」で行われる。研究計画書っていうのは、ざっくり言うと

・大学院でどのようなことを研究するつもりでいるのか
・その目的は
・なぜその研究が必要なのか

等々の項目を、自らまとめあげて出願時に提出するものである。

さてこの研究計画書(卒業論文にしてもそうなのだけれど)、
自分で研究テーマを決める
っていうのは私にとって、とてもハードルの高いことに思える。私が化学科に在籍していた頃は研究室配属後、自分でテーマをつくったり決めたりということはしなかったし、大学時代の友人で自ら研究テーマを作成している人がいたことにはいたけれど、彼はストレスフルの中、泣きそうになりながらつくっていたわけだし。

私は、「与えられた教材をただ黙々とこなすこと」に関してはある程度の適性があるのかも知れないけれど、“研究のテーマ決め”のような、「“抽象的な目標”を達成するため、自分は一体何をしなければならないのかを考える“道なき道の開拓作業”」については強い苦手意識がある。大学時代のように、「何をやったらいいのか分からない状態」に陥ってしまうか、そうでなかったとしても、「どうしたらその目標に要領よくかつ効率的に近付けるか」という、その答えを見つけ出すことがなかなかできない。

ただそうであったとしても、自分なりに頑張ってやっていくしかない。研究のテーマ決めについて調べてみる限り、恐らくその流れとしては、

→自分が将来、どの領域でどのようなクライエントを相手にどんな支援を行っていきたいのかを決め、
→それを叶えるためには今後どのようなことを研究(大学院)で明らかにする必要があるのかを考え、
→そのためにはどういったテーマのもと研究をする必要があるのかを検討し、
→自ら検討したものが先行研究で扱われていないのを確認した上で、
→研究テーマを決定する

といったものになると思うのだけれど、

さて、それらをどう「要領よくかつ効率的に」こなすべきかが、よく分からない。手取り足取りロードマップを示されないことには前進することのかなわない私の弱みが、こうした勝負どころで悉く出てきてしまう。

まだ本格的に研究計画書の作成に取り掛かれているわけではないから本記事でもあまり具体的なことが言えないままなのだけれど、今後も情報収集を進めたり本格的に作成に取り掛かったりしていく中で、「こういう風に進めていけば良いんだな」といったことが分かってきたら、詳しく書いていこうかなと思っている。

 
…さて大学院入試対策として、やらなければならないのは「研究計画書の作成」だけではない。
専門科目(心理学)や英語の勉強も相当やり込まねばならないため、大学の単位をあらかた取得した後も、気の抜けない日々は続くだろう。

とりわけ英語に関してはブランク期間が長く、恐らく相当読解力が低下しているはずだ。いやそもそも英単語の大半を忘却しているはずなので、単語帳からやり直さなければならないだろう。

英語にもそれなりの苦手意識がある。私は、文構造や構文を適確に抑えるといったことはできることにはできるのだけれど、如何いかんせんその遂行には人一倍時間が掛かってしまう。その上、文構造を捉え正しい日本語訳ができたところで、私にはその訳文を頭の中に留めておけないという弱点がある。

これについてはやや説明が難しくなるのだけれど、私は、目から入った複数の情報を記憶の中に留めておくことが難しいという弱点を抱えている(恐らく脳の神経系の機能障害)。従って、文章を読んでも読んだそばから忘れてしまう、ということが頻発する。
だから折角、英語の難しい文構造を適確に把握して正しい日本語訳を行うことができたとしても、その内容を頭に留めておけないのだから、文章全体の意味を捉えることはできず、結局、問題がロクに解けないということになる。問題がロクに解けなければ、採点者の目には「英文が全く読めていない」ものとして映る。よって点数が来ようはずもない。これでは合格ラインに到達できるはずもない。

こうした弱点に対して、試験当日までに有効な対処法を見つけ出せなければ、受験して合格できる大学院も相当限られてくることになるのだろうなと思っている。

――これらの懸念によって、私は「大学院受験」を考える際、きまってブルーになる。

 

…最後に専門科目(心理学)について話しておくと、これに関してはまず、学校の単位を全て取り終えることを考えたいところ。受験する大学院が決まったら、その大学院の過去問から出題傾向を見て、頻出する分野を重点的に勉強するという方針になる。

一応、取り敢えず適当テキトーに複数の大学院の過去問を収集してみたのだけれど、問題文を見て「何を解答すれば良いのか皆目見当の付かない問題」がいくつもあった(特に臨床心理学分野)ので、その解答のヒントになりそうな参考書を本屋で複数冊買ってきた。やってみて良い感じだったら、後にブログで紹介したいと思う。

日常生活やメンタル面について

7月下旬~8月中旬の「メンタルがやばかった時期」を除けば、4~5月の頃と変わらない。ただ、思うように勉強が捗らなかったり、終日集中力を欠いてしまったりした日に覚える焦燥感や罪悪感は計り知れないものがある。

ほぼ終日引きこもって勉強をしているため、人と会ったり話したりする時間が相変わらず極端に少ないままである。これまで私は、人と関われば関わるほど、自身の至らなさや幼稚さ等を思い知らされてつらくなってしまうから、「一人で地道にコツコツ勉強を進めていられる今の環境は恵まれているな」と思うことも多かったのだけれど、同時に「そうは言ってもこのまま人と関わることに“極度の”苦手意識を持っていてはマズいよな」という思いもあった。

前回の記事でも書いたけれど、これからは勉強と並行してより一層、「自身の中に潜在している“良い部分”と自身の心をコネクトして、自らの有する種々の特性を否定することなく受け入れられるようなメンタルづくり」に励んでいきたい所存である。そにれよって、きっと私の「対人関係における過度の不安や恐怖心」は、その威力を減退させるようになることと思う。

自分を虐めすぎた


3年生夏の所感は、こんな感じである。また秋が終わる頃にこのシリーズは更新するつもりである。

【心理学科 公認心理師】通信制大学生の手記(3年次春編)

【心理学科 公認心理師】通信制大学生の手記(3年次秋編)

【心理学科 公認心理師】通信制大学生の手記(3年次冬編)

ヤバイ奴

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