適応戦略

生活を立て直したい。

7月に入り、会社の勤務形態が大幅に改悪された。仕事量も増加し、自分のために割ける時間が減少。おまけに今月半ばから新しい挑戦を始めたこともあって、それに伴って、私の生活リズムは崩壊。私は環境の変化に適応することができず、遂に週二日のブログ更新を断念することとなった。前回記事『疲弊』から今回記事の投稿に至るまで、実に一週間以上の期間が空いてしまった。

一週間以上も更新期間を空けてしまったのはいつ以来だろうと調べてみると、

『【大人のためのイソップ物語】卑怯なコウモリ』(2020/3/20)

『私がブログを書く理由』(2020/3/28)

以来である。随分、頑張ってきたんだなとしみじみと実感する。

【大人のためのイソップ物語】卑怯なコウモリ

私がブログを書く理由

シフト改悪の被害を受けたのはブログばかりでない。月4~5冊ペースで捗っていた読書も、今月は殆どできていない。終日続く眠気のため頭が働かず、読んでも読んでも、活字が頭に入ってこないのである。そのため、目が活字を追う動きに脳みそが着いていけず、同じ箇所を何度も読み返しては、嘆息し、終いには読んでいた本を投げ出す生活が続いている。非常に、マズい感じである。

勤務形態が、良くないのである。就寝時間と起床時間を一定にできぬシフトとなったため、睡眠の質が極端に低下した。リズムに合った時間に寝られないので、変な時間に目が覚めてしまう。疲れた体で仕事に行き、体力の限界一歩手前に退勤し、帰ってくると、死んだように眠る。しかし生活リズムが崩壊しているため、長くは寝られない。体が「これは昼寝だ」と勘違いして、僅か30分~1時間程度で、目が覚めてしまう。当然、体は休まっていないため、生活のあれこれを済ませた後に、もう一度寝ようとする。しかし、一向に眠られぬ。2時間とか3時間、ベッドの上で輾転とした末、ようやく眠りに落ちたと思ったら、その2時間後には出勤である。起床時に目覚まし時計に叩き起こされた瞬間は、この世の終わりのような気持ちになっている。
私は、「このままではいけない」と思いつつ生活の立て直しを図ったが、ここぞというときに、まるで狙ったかのように何らかの予定が入り、その試みは頓挫し続けた。お蔭で今月は、二度、体調を崩しかけた。しかし、すんでのところで持ち直した。

結果、私の生産性は大きく低下した。7月は満足のいく生産活動ができなかった。兎に角眠気が強いため、ブログも書けぬ、本も読めぬ、では話にならない。
先日からずっとやりたかった自身のトラウマ克服のための大きな挑戦を開始させ、それに多くの時間を取られたこともあるので、一概にそんな自分をダメだしすることはナンセンスかも知れない。が、しかし、それでも、悔いの残る一ヶ月に思われた。
8月も同じような勤務形態が続いてしまうようなので、いよいよ自制して、生活を立て直さなければならない。※ちなみに挑戦の内容については、数ヶ月後に本ブログで詳述できればと思う。私の長年のトラウマ克服のための奮闘であり、その内容を記事にすればきっと面白いものになるはずである。ただ、それがハッピーエンドになるかバッドエンドになるかは、今でも読めずにいる。

さて、私は先日投稿した
『つまらない大学生活を抜け出し魅力ある人間になるための思考法』
という記事において、こんなことを言った。

環境に輝かせてもらう人間ではなく、自分で自分を輝かせられる人間になれ

 
と。その心は、
「自分にとって最高の環境が整わなければ良い結果を出せない」と言っているようでは、いつまで経っても良い結果を出せる日は来ない。
ということである。何故なら「最高の環境」なんてものは滅多に存在しないから。「最高の環境」を追い求めるのも大事だけれど、それ以上に大事なのは、
どんな環境においても、その中でベストパフォーマンスを発揮できるよう努めること
だと、今では思っている。(ただ、各々の「自我」がその過酷な事実に耐えきれることというのが、前提条件として存在するが…。)

つまらない大学生活を抜け出し魅力ある人間になるための思考法

これを今の私に当て嵌めると、

勤務形態が改悪されたことは仕方ないから、その中で最大のパフォーマンスを出すためにはどうすれば良いかを考え、実行せよ。

 
ということになる。全くその通りだと思う。
今よりはまだ比較的安定していた前月までのシフト時ほどのパフォーマンスは発揮できないかも知れないが、今のシフトなら今のシフトでできる限りのパフォーマンスを発揮するよう努める必要がある。そうしなければ、ワークライフバランスに関する不満足の蓄積によって、私は憤死してしまう。

劣悪な環境で健康な心身を保つためには、自制が非常に大切になってくる。私は「忍耐」に関してはある程度の自信があるが、「自制」に関しては、まるで自信がない。どうしても目先のやりたいことに飛びついてしまう性向があるので、これを徹底して律する。
恐らく「心掛ける」とか「意識する」では変わらないので、一週間の予定を時間単位で管理するといった構造化の形式を取ってみるつもりである。だから、これまで続けてきた
「一週間に2記事投稿」
のノルマは取っ払わざるを得ない。時間内に記事を書けなかったら、次の日に持ち越さねばならぬ。仕方がない。最大の生産性を実現するためには、やむを得ぬ措置である。

環境の変化に応じて、自身を最適化できる人間でありたい。ただそれと同時に、劣悪な環境から抜け出すための努力も、継続していきたい所存である。

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疲弊

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